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パーキンソン病の症状進行を予防する!有効なリハビリテーション方法とは?その①

[2023.06.20]

齋木 英資 (愛知医科大学パーキンソン病総合治療センター教授)監修 愛知医科大学パーキンソン病総合治療センター
教授 斎木英資

パーキンソン病の進行した患者において、四肢運動の振幅を訓練することで、驚くべき結果が得られました。

この研究(Exp Brain Res. 2005;167: 462-7)では、パーキンソン病専用のリハビリテーションプログラム(LSVT-BIG)を用いて、被験者は全身の大きな動きに意識を集中させながらトレーニングを行いました。その結果、治療後に被験者の到達速度と歩行速度が明らかに向上しました。特に、病気の進行度が低い人々にとっては、この効果が顕著でした。

この研究は、パーキンソン病患者における振幅に基づく行動介入の可能性を示しています。LSVT-BIGの応用と効果研究を支持するものであり、上肢と下肢の速度と振幅の関係を改善する手段として、このアプローチが有望であると考えられます。

これらの成果は、パーキンソン病患者の生活向上に向けた重要な一歩です。

今後もさらなる研究が行われ、より効果的な治療法の開発に繋がることを期待しています。

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